どうも、ライターのニシキドアヤト(@art_0214)です。
ピントが合ってない状態で失礼します。
僕は今、片瀬江ノ島駅へ来ています。
急な質問なんですが、皆さんは冬は好きですか?
好き?そう、ふ~ん。
僕はあまり好きではありません。
なぜなら寒いからです。
寒さって体温だけでなく、我々のやる気や元気も奪っていきませんか?
厳しい寒さは「布団から出る」という、たわいない一日のスタートさえ、「たけしの挑戦状」のような無理ゲーへと変貌させてきます。
僕はそんな寒さに毎年抗うことなく、家のこたつで温もりながらゲームやアニメを満喫しつつ、大人しく春の訪れを待つのです。
そんな僕が、なぜクッソ寒い年明けにこんな場所へ来ているのかというと……。
「あ!ニシキドさん!おはようございます!寒い中、朝早くにすみませんね!はっはっは!!!」
この人、株式会社ツドイの代表、今井さんに呼び出されたからなのです。なにわろてんねん。
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~先日、ビデオ会議にて~












~そして当日~
そんなわけで、年明け早々クッソ寒い早朝に、指定されたここ片瀬江ノ島駅までやって来たのでした。
眠いし寒いし、もう帰りたい……。
今日は極寒の片瀬江ノ島でとある記事の取材です。ライティング担当の @art_0214 さんから「恐怖で震えが止まりません」とメッセがきたので「晴れてよかったですね☀️」とだけ返しておきました。
波にのってるライターさんだからこそできる仕事をお願いしてます! おたのしみに!
— 今井雄紀@株式会社ツドイ (@imai_tsudoi) January 4, 2018
当日の今井さんのツイート。尊敬してる人だけど、ぶん殴ってやりたい。(ちなみに曇りだった)
「じゃあ、今日サーフィンを教えてくれる人のところへ行きましょう」
そう言って案内してくれる今井さん。もう後戻りはできません。
その道の方に聞く、「真冬のサーフィンの魅力」
そして到着したのがここ、サーフィンスクールの「リプルカラーズ」さん。
すごい、なんでか分からないんですが、サーファー感がすごいです。
今回、我々に真冬のサーフィンの魅力を教えてくれる、代表の川島克己(かわしま かつみ)さん。
やってそう。めちゃくちゃサーフィンをやりまくってそうです。
それもそのはず、川島さんはウインドサーフィン(ボードに帆を付け、風を受けて進むサーフィン)を15年以上、サーフィンも約15年、合わせて約30年も波に乗り続けている根っからのサーファーなのです。




「じゃあお聞きしますが、ニシキドさんは冬になったら息をするのを止めますか?」
(なんかめんどくさそうだな)




ウエットスーツを見せていただく。











そういって川島さんが冊子を持ってきてくれました。「波伝説」とはイカした名前。
月額300円で一日三回、各地のポイントの天候や風速、波の高さなどが更新されているらしい。
便利な時代だなぁ。



いざ、実践!

あ~~!やっぱりか~~~!!やだ~~~~!!!


「サーファーといえばワイルド。なのでバッチリ髭を生やしてきました」


これが今回、僕の着るウエットスーツです!頼むぞ~~~!!!
ちなみにウエットスーツの下には水着を着るんですが……
直前になって慌てて用意しようとしても、まず真冬に水着を売ってる店舗が少ないので、何軒もお店を回った挙句、よくわからんゴキゲンな柄の水着を6000円程で購入することになるので気を付けてください。 なんだこの柄。
はい!みんな着替えました!!
どうしたの?






海へは歩いていきます。手足が寒い……。
そして歩くこと、約5分……
海に到着しました!すごい!既に多くのサーファーが波に乗りまくっている!
みんな寒くないの?僕は寒いヨ……。

各々、適度に準備運動をします。
寒い、砂浜が冷たい。
「砂浜=熱い」という方程式が僕の中では完全に成り立っているので、脳が混乱します。
準備運動を終えると、さっそくレクチャーに入ります。
まずはパドリング(クロールのようにボードを漕ぐ行為)の練習から。
常にまっすぐ視線を向けて、深く漕ぐようにすると良いのだとか。
波が来てからボードの上に立つまでの一連の流れを何度も練習し、身体に叩き込みます。
手が寒すぎて、以前の五郎丸みたいなポーズを取ってしまう。



(そうなんだけど、全ての元凶に言われると、なんか腹立つな)


うおおぉぉ…あ!あ!ちょっ!ま!ちょっとタンマ!タンマ!!
一回!一回待って!教会で!教会で一回セーブさせて!!
お願い!セーブしてから!!あ!あ!!あぁぁあ!!!!!




別に誰のものでもないとは思いますが、これは意外!
陸にいるより海の中の方が温かいとは……!
寒い日に、なぜか水道の水が温かく感じる現象みたいな感じです。
海の中で一連の流れを最終確認します。
海中では手足は温かいんですが、ひとたび海中から手足を出すと「液体窒素をかけられたかな?」と錯覚するほどの寒さに襲われます。 もはや痛い。




うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!


わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

その後もドンドン川島さんに送り出されながらチャレンジしていきます。
お!お!
わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!
僕も今井さんも、なかなか波に乗れずボードから落ちまくります。
なんだこれ。
なんだこれ……。
めちゃくちゃ楽しい~~~!!!!!
そしてついに……!
おおぉぉ~~~~!!!!
やったーーー!!乗った!完全に波に乗ったぞ~~~!!!!
そして今井さんも……
乗れました!!

そのあとは1時間ほど、みっちり波に乗りました。
お世辞抜きで本当に面白い……!
こんなにお腹の底から笑ったの、何時ぶりだろう。
波に乗れたら「もう一回もう一回!」となり、乗れなくても「くそぅ!もう一回だ!!」と夢中で波に乗り続け、いつしか寒さなんて全く気にならなくなっていました。
なるほど……真冬にもサーフィンをする理由、なんとなく分かってきた気がします……。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、終了の時間まで目一杯たのしみました。
最後は川島さんの波乗りを見せてもらったんですが……
素人目でもわかるほど綺麗で安定したフォームでした。
僕も一人で最初から最後まで出来るようになりたい……!





最後に
ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は、真冬のサーフィンの魅力に迫ってみました。
こんな楽しいスポーツだったとは……、僕自身もびっくりです。
波に乗れたら「やった!もう一回!」となるし、波に乗れなくても「なにくそ!もう一回!」と、気づけばめちゃくちゃ夢中に。
僕が今回触れたのは、サーフィンの魅力のほんの片鱗ではありましたが、なるほどこれは真冬でもやりたくなるな……!
と思えるには十分でした。
取材終わりに一枚
みなさんも、是非人生に一度は真冬のサーフィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回お世話になったようなスクールに行けば、道具は全てレンタル出来るので、気軽に始めることが出来ますよ。
それでは今回はこの辺で!
ニシキドアヤトでした!
ちなみに、サーフィン後のお店まで帰る道のりは地獄のように寒いので気を付けてください(お店には温かいシャワーがあって生き返りました)
↓今回お世話になったお店↓
神奈川県湘南江ノ島のサーフィンスクール リプルカラーズ
〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸3-20-20
小田急線・片瀬江ノ島駅より徒歩7分
写真/飯本貴子
企画・編集/株式会社ツドイ