真冬にサーフィンをする人の気持ちがわからないのでやってみた

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どうも、ライターのニシキドアヤト(@art_0214)です。

ピントが合ってない状態で失礼します。
僕は今、片瀬江ノ島駅へ来ています。

 

急な質問なんですが、皆さんは冬は好きですか?

 

好き?そう、ふ~ん。

僕はあまり好きではありません。

 

なぜなら寒いからです。

 

寒さって体温だけでなく、我々のやる気や元気も奪っていきませんか?

厳しい寒さは「布団から出る」という、たわいない一日のスタートさえ、「たけしの挑戦状」のような無理ゲーへと変貌させてきます。

僕はそんな寒さに毎年抗うことなく、家のこたつで温もりながらゲームやアニメを満喫しつつ、大人しく春の訪れを待つのです。

そんな僕が、なぜクッソ寒い年明けにこんな場所へ来ているのかというと……。

 

「あ!ニシキドさん!おはようございます!寒い中、朝早くにすみませんね!はっはっは!!!」

この人、株式会社ツドイの代表、今井さんに呼び出されたからなのです。なにわろてんねん。




~先日、ビデオ会議にて~


…というわけで、新メディア「チルアウター」にて、是非ニシキドさんに一記事書いてもらいたいんですよ。

 


なるほど、話は分かりました。ただ、ここってアウトドア系のメディアですよね?僕、普段から引きこもりがちで運動とかも全然しないんですけど、大丈夫ですかね?

 

大丈夫ですよ。ニシキドさんにピッタリな企画も考えてます。

 


おぉ!ありがとうございます!ちなみに何をするんですか?

 


サーフィンしてもらおうと思って。

 


サーフィン。

 


サーフィン。

 


なにが「僕にピッタリな企画」なのか、本当に分からないんですけど、普通に嫌です。こんなクッソ寒い中サーフィンなんかしたら、死にますってマジで。

 


そんなことないですよ!真冬にサーフィンしてる人ってかなりいるじゃないですか。「なんでこんな寒いのに、サーフィンやってるの?」って思いません?

 


まぁ……、確かに……、ちょっとは思いますけど……。

 


よし!じゃあ決定で!真冬にサーフィンやってる人に聞きにいって、ついでにサーフィンも教えてもらいましょう!詳しいことは決まり次第連絡するんで!

 


えぇ~……。

 

~そして当日~

そんなわけで、年明け早々クッソ寒い早朝に、指定されたここ片瀬江ノ島駅までやって来たのでした。
眠いし寒いし、もう帰りたい……。

 

 

当日の今井さんのツイート。尊敬してる人だけど、ぶん殴ってやりたい。(ちなみに曇りだった)

 

 

「じゃあ、今日サーフィンを教えてくれる人のところへ行きましょう」

そう言って案内してくれる今井さん。もう後戻りはできません。

 

 

その道の方に聞く、「真冬のサーフィンの魅力」

 

そして到着したのがここ、サーフィンスクールの「リプルカラーズ」さん。
すごい、なんでか分からないんですが、サーファー感がすごいです。

 

 

今回、我々に真冬のサーフィンの魅力を教えてくれる、代表の川島克己(かわしま かつみ)さん。

やってそう。めちゃくちゃサーフィンをやりまくってそうです。

それもそのはず、川島さんはウインドサーフィン(ボードに帆を付け、風を受けて進むサーフィン)を15年以上サーフィンも約15年、合わせて約30年も波に乗り続けている根っからのサーファーなのです。

 

 


川島さん、今日はよろしくお願いします。

 


はい、こちらこそよろしくお願いします。

 

 


早速なんですが、「なんでサーファーは冬もサーフィンをするの?寒くないの?」という点について伺わせてください。なんでなんですか?

 


なるほど……。

 

 

 

「じゃあお聞きしますが、ニシキドさんは冬になったら息をするのを止めますか?

 

 

 

 

 

 

 

 

(なんかめんどくさそうだな)

 

 


あの、つまり?

 


つまり、我々サーファーにとって冬にサーフィンをするというのは、呼吸をするかの如く当たり前の行為なんです。 特にオフシーズンも無くて、オールシーズン通して楽しめるスポーツなんです。 海とボードがあればできるので、スノーボードでいうと年中雪があるようなものですね。

 


寒くないんですか?

 


最近はウエットスーツも進化してきていて、海に入っている間に関しては、あまり寒さは問題にならなくなっているんです。

 

ウエットスーツを見せていただく。

 

 


こんな感じで表側はラバーになっていて水の侵入を防ぎ、裏側は起毛素材で保温性も高く、速乾性もあるんですよ。 ウエットスーツは着る人に合わせて作るから身体に密着してほとんど濡れないですよ。

 


なるほど……!ウエットスーツを着ていれば、身体が水に濡れることもないんですね! よかった……。

 


そうですね。でも今回ニシキドさんが着るのは、レンタルのウエットスーツでニシキドさん用に作られてないから、普通に水が入ってくると思いますよ。

 


安心してたのに、なんでそんなこと言うの?

 


サーファーの人はめちゃくちゃ朝早いイメージがあるんですが、なにか理由とかってあるんですか?

 


気温が高い時期は、朝は気温が低くて風が少ない事の方が多いんですよね。そして冬は、海に入ってる間はあまり寒さは感じないんですけど、濡れた手足や頭に風が当たるとすごく寒い。なので1年を通して、風があまり吹いてない朝のコンディションがサーフィンに適しているとされています。 あとは渋滞ですね。朝イチ(5時前後)に海に入って、お昼前後には帰る。そうすると行きも帰りも渋滞に巻き込まれないのでストレスなく楽しめますね。

 


なるほど……、めちゃくちゃ合理的だった……。

 

 


ちなみにサーファーの方達って、どうやってその日の波の良し悪しを決めるんですか? やっぱり行ってみないと分からない感じなんでしょうか。

 


昔はそんな感じでしたね。週間天気予報を見て予測したり……。でも最近では波情報サイトとかもあるので事前に簡単に情報を得ることが出来ますね。

 


波情報サイト?

 


はい、こういったやつなんですけど……。

そういって川島さんが冊子を持ってきてくれました。「波伝説」とはイカした名前。

 

月額300円で一日三回、各地のポイントの天候や風速、波の高さなどが更新されているらしい。
便利な時代だなぁ。

 


あとはサーファーのLINEグループなんかもあるので、そこで情報共有したりしてますね。

 


サーファー同士がどんなLINEスタンプを送り合うのか気になる。

 


本当に気になる?

 

いざ、実践!

 


よし!じゃあそろそろ、実際にウエットスーツに着替えてサーフィンをしてみましょう!

 

あ~~!やっぱりか~~~!!やだ~~~~!!!

 


ちなみに今日は今シーズンで一番寒いと思いますよ!

 


それ言う必要ある? でも、今回は僕も気合を入れてきました!

 

サーファーといえばワイルド。なのでバッチリ髭を生やしてきました」

 


 


焼け野原みたいな醜い髭晒して、よくワイルドなんて言えたな。

 

これが今回、僕の着るウエットスーツです!頼むぞ~~~!!!

 

 

ちなみにウエットスーツの下には水着を着るんですが……

 

 

直前になって慌てて用意しようとしても、まず真冬に水着を売ってる店舗が少ないので、何軒もお店を回った挙句、よくわからんゴキゲンな柄の水着を6000円程で購入することになるので気を付けてください。 なんだこの柄。

 

 

はい!みんな着替えました!!

 

 

どうしたの?

 

 


あ!これはあったかい!表面がラバー素材だから風を通さないし、裏地の起毛素材も気持ち良い……。

 


そうでしょう。

 


はい!ただ……

 


手先と足先はバカみたいに寒いんですね。

 


こればっかりは……。でも、専用のグローブやブーツもあるので、どうしても寒い人はそういうのを装着していますね。

 


僕も今すぐ欲しい……。

 

海へは歩いていきます。手足が寒い……。
そして歩くこと、約5分……

 

 

海に到着しました!すごい!既に多くのサーファーが波に乗りまくっている!
みんな寒くないの?僕は寒いヨ……。

 

 


じゃあ、まずは軽く準備運動しましょうか。

 

各々、適度に準備運動をします。
寒い、砂浜が冷たい。
砂浜=熱い」という方程式が僕の中では完全に成り立っているので、脳が混乱します。

 

 

準備運動を終えると、さっそくレクチャーに入ります。

 

 

まずはパドリング(クロールのようにボードを漕ぐ行為)の練習から。
常にまっすぐ視線を向けて、深く漕ぐようにすると良いのだとか。

 

 

 

 

波が来てからボードの上に立つまでの一連の流れを何度も練習し、身体に叩き込みます。

 

 

手が寒すぎて、以前の五郎丸みたいなポーズを取ってしまう。

 

 


よし!じゃあ一連の流れは教えたので早速海に入りましょう!

 

 


あぁ……ついに……。

 


ニシキドさん、ここまで来たら腹をくくりましょう!こんなのは楽しんだもの勝ちですよ!

 

(そうなんだけど、全ての元凶に言われると、なんか腹立つな)

 

 


……よし!!覚悟を決めました!!行きましょう!!!!

 


はい!行きますよ!!!勢いよく行った方が良いです!!!

 

 

うおおぉぉ…あ!あ!ちょっ!ま!ちょっとタンマ!タンマ!!
一回!一回待って!教会で!教会で一回セーブさせて!!
お願い!セーブしてから!!あ!あ!!あぁぁあ!!!!!

 


ああぁぁぁぁ……。あれ……?あんまり冷たくない……?それどころか海の中のほうがあったかい……。

 


あ!ホントだ!!

 


そうなんです。入ってしまえば、水温の方が高いんですよ。

なるほど……!水温の方が高いのであればこっちのものですね!

別に誰のものでもないとは思いますが、これは意外!
陸にいるより海の中の方が温かいとは……!

寒い日に、なぜか水道の水が温かく感じる現象みたいな感じです。

 

海の中で一連の流れを最終確認します。
海中では手足は温かいんですが、ひとたび海中から手足を出すと「液体窒素をかけられたかな?」と錯覚するほどの寒さに襲われます。 もはや痛い。

 

 


よし、じゃあ流れもOKですね。ここからは僕が波のタイミングを見てボードを押して送り出すので、それに合わせてパドリングで漕いでからボードの上に乗ってください。

 


うわー!緊張する!

 


お!波が来ましたね!じゃあ漕いで!!……はい!立って!!!

 


あ……!あぁ……!

 

うわあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

 

 


惜しい!もっと足を縦一列、ボードの真ん中に素早く乗せるよう意識してください!次、今井さん行きましょう!

 


はい!!

 

わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

 


どんどん行きましょう!!

 

その後もドンドン川島さんに送り出されながらチャレンジしていきます。

お!お!

わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

 

僕も今井さんも、なかなか波に乗れずボードから落ちまくります。
なんだこれ。
なんだこれ……。

 

めちゃくちゃ楽しい~~~!!!!!

 

そしてついに……!

おおぉぉ~~~~!!!!

 

 

やったーーー!!乗った!完全に波に乗ったぞ~~~!!!!

 

そして今井さんも……

 

乗れました!!

 


素晴らしい!二人ともかなり上達が早いですね!感覚を忘れないうちに、ドンドン行きましょう!

 

 

そのあとは1時間ほど、みっちり波に乗りました。

 

 

お世辞抜きで本当に面白い……!
こんなにお腹の底から笑ったの、何時ぶりだろう。

 

波に乗れたら「もう一回もう一回!」となり、乗れなくても「くそぅ!もう一回だ!!」と夢中で波に乗り続け、いつしか寒さなんて全く気にならなくなっていました。

 

なるほど……真冬にもサーフィンをする理由、なんとなく分かってきた気がします……。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、終了の時間まで目一杯たのしみました。

最後は川島さんの波乗りを見せてもらったんですが……

 

 

素人目でもわかるほど綺麗で安定したフォームでした。
僕も一人で最初から最後まで出来るようになりたい……!

 


お疲れ様でした!お二人ともいかがでしたか?

 


めちゃくちゃに楽しかったです……!

 


これはハマるのも分かりますね……!

 


やっぱり波に乗れたら本当に嬉しいし楽しい、ずっと波に乗っていたいなと思いました。

 


サーフィンの魅力を分かっていただけて、嬉しいです!!

 

最後に

ここまでご覧いただきありがとうございます。
今回は、真冬のサーフィンの魅力に迫ってみました。

 

こんな楽しいスポーツだったとは……、僕自身もびっくりです。
波に乗れたら「やった!もう一回!」となるし、波に乗れなくても「なにくそ!もう一回!」と、気づけばめちゃくちゃ夢中に。

 

僕が今回触れたのは、サーフィンの魅力のほんの片鱗ではありましたが、なるほどこれは真冬でもやりたくなるな……!
と思えるには十分でした。

 

取材終わりに一枚

 

みなさんも、是非人生に一度は真冬のサーフィンを楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回お世話になったようなスクールに行けば、道具は全てレンタル出来るので、気軽に始めることが出来ますよ。

 

それでは今回はこの辺で!
ニシキドアヤトでした!

 

 

 

ちなみに、サーフィン後のお店まで帰る道のりは地獄のように寒いので気を付けてください(お店には温かいシャワーがあって生き返りました)

 

↓今回お世話になったお店↓

神奈川県湘南江ノ島のサーフィンスクール リプルカラーズ
〒251-0035 神奈川県藤沢市片瀬海岸3-20-20
小田急線・片瀬江ノ島駅より徒歩7分

写真/飯本貴子

企画・編集/株式会社ツドイ

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ニシキド アヤト

26歳。8年間の社会人生活から抜け出し、ブログ書いたりメディアでwebライターとして活動しています。大阪と東京を行ったり来たり。お仕事の依頼はDM、又はayato.nishikido0214@gmail.comまで!

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